石崎社会保険労務士事務所

厚生労働省の労働政策審議会職業安定分科会雇用保険部会は、昨年12月19日、令和5年度の雇用保険料率について、失業等給付分の保険料率を現行の0.6％から法律本則の0.8％に引き上げることを了承しました。これにより、一般の事業では、現行、労働者負担0.5%、使用者負担0.85％のところ、令和5年4月以降は労働者負担0.6％、使用者負担0.95％へ引き上げられることになります。

協会けんぽ神奈川支部の保険料率が、令和5年3月分（4月納付分）から下記のように改定されます。

 

　 令和5年2月（3月納付分）まで　　　　　　　令和5年3月（4月納付分）から

　●健康保険料率　　　　　　　　　 　⇒　　　　　　　　　　

　　　給与・賞与の9.85%　　　　　　　　　　　給与・賞与の10.02%

　●介護保険料率　　　　　　　　　⇒

　　　給与・賞与の1.64%　　　　　　　　　　　給与・賞与の1.82%

 

※ 40歳から64歳までの方(介護保険第２号被保険者)には、健康保険料率に全国一律の介護保険料率が加わります。

※ 賞与については、支給日が3月1日分から変更後の保険料率が適用されます。

「協会けんぽ神奈川支部ホームページ 令和5年2月9日 保険料率について」より引用

 

令和5年度の労働保険の年度更新期間は、6月1日（木）〜7月10日（月）です。

年度更新の手続きは、社会保険労務士へ依頼することができます。どのようなながれで手続きをおこなえばよいのか、社会保険労務士へ依頼すると何をしてもらえるのか、疑問に思われることは何でもご相談ください。